| 三島由紀夫の小説「金閣寺」の一部を読んで感想を書いてもらいました。
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| 引用文章 |
幼時から父は、私によく、金閣のことを語った。
私の生まれたのは、舞鶴から東北の、日本海へ突き出たうらさびしい岬である。 父の故郷はそこではなく、舞鶴東郊の志楽(しらく)である。懇望されて、僧籍に入り、辺鄙(へんぴ)な岬の寺の住職になり、その地で妻をもらって、私という子を設けた。[中略]
写真や教科書で、現実の金閣をたびたび見ながら、私の心の中では、父の語った金閣の幻の方が勝を制した。父は決して現実の金閣が、金色(こんじき)にかがやいているなどと語らなかった筈だが、父によれば、金閣ほど美しいものは地上になく、又金閣というその字面(じづら)、その音韻から、私の心が描きだした金閣は、途方もないものであった。[中略]
私が人生で最初にぶつかった難問は、美ということだったといっても過言ではない。父は田舎の素朴な僧侶で、語彙(ごい)も乏しく、ただ「金閣ほど美しいものは此世にない」と私に教えた。私には自分の未知のところに、すでに美というものが存在しているという考えに、不満と焦燥を覚えずにはいられなかった。美がたしかにそこに存在しているならば、私という存在は、美から疎外されたものなのだ。 |
| あかねホームルームより |
| 三島由紀夫 (1925〜1970)東京生まれ |
| 小説家。16歳の時既に「花ざかりの森」を発表し、早熟な文学青年であった三島は、昭和24年に発表した「仮面の告白」によって作家しての地位を固めた。またギリシアを思わせる牧歌的な恋愛小説「潮騒」、生と一回的な美との対立を描いた代表作「金閣寺」によって戦後を代表する文学者の一人になった。やがて「憂国」を書いた頃から伝統主義に傾き、昭和45年に割腹自殺を遂げた。 |
「金閣寺を読んで」 やまちゃん 
この文章を読んだ感想は、はっきり言ってつまらなさそうだと思った。僕は寺にはあまり興味が無いし、それについて書かれた文章を面白いとは思えない。美について何か書いてあるけれど、それもつまらなかった。僕は普通の人があまり気にしないような事を難しく考えて文章にした物が好きではない。美について難しく書いてあって意味がわからないものもあった。 |
そっかぁ…。そんなにきらわれちゃったかなぁ。 |
「金閣寺 〜否定…納得〜」 ポム 
金閣寺といえば、三島由紀夫の父が言っていた通り、「金色に輝いている」ことはたぶん皆納得するでしょう。まず名前からして、「金」という文字があるからです。きっとその寺を見ていない人でも「たぶん金色なんだなー。」と思うでしょう。
三島由紀夫の父が言っていた「金閣寺ほど美しいものは此の世にない」ということは否定しませんが、完全には納得もしません。なぜなら確かに一目見たら、最高な景色だと思うかもしれませんが、やはり世界にはまだまだ最高な景色があると思うからです。すべての寺の中では、かなり良い方ですが、他に色々と違うタイプの景色があるので、金閣寺が最強とは思いません。
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う〜む。だけどやっぱりすごいよ金閣って。
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「美からの疎外」 しんちゃん 
私は金閣寺を見たことが無いが、この主人公も見たことは無いだろう。彼の父は金閣寺はとても美しいと言ったが、この発言に彼は不満と焦燥を覚えた。自分に美というものの存在が未知にいるという考えにだ。
しかし私の場合、もし自分の見方を変えれば、不満も焦燥も感じないだろう。自分は絵を美しいと思わないのか?音楽や女の人のことを美しいと思わないのか?考え方によっては、美から疎外されていると思うことは無いのではないだろうか?私はこういう考えをこの作品から覚えたのだった。
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たしかに、他の人が良いとか素晴らしいとか美しいとかいったからと言って、自分も同じように感じるとは限らないよね。また、同じ物も見方を変えれば全く違って見えてくる事はしばしばあるよね。
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「金閣寺を想い描いて」 夕空 
金閣寺など見たことがない。修学旅行などでよく日本の生徒達は見学しに行くらしいが、実際には見る価値のあるものなのだろうか。三島由紀夫の父親の話によれば、「金閣ほど美しいものは此の世にない」らしい。しかし、三島はそれほど美しく感じた様ではない。結局のところ見る者の価値観によるのだろう。
金がはりめぐらされているということを念頭に入れ、金閣寺を見れば、美しさというよりも、その偉大さに気付くだろう。また、昔の人の金に対する見方について考えてみたりしたくなる気がする。いきなり、何も考えずに目の前に金色の寺が現れれば、息を飲んでしまいそうだ。
果たして私はどう感じるのか。そんなことに興味を持つきっかけとなるような文章であった。是非一度見てみたい。
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金閣の前(横?)には池があって、青空が池に映った所に更に金閣が重なり、私も素晴らしいと思いました。京都へ行ったら是非金閣を訪れてみて下さい。
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「金閣寺」 あや 
私はこの文章からこのお父さんは、金閣寺を見たことが無いと思う。お父さんは子供にいつも「金閣寺は美しい」と言い続けているからだ。それから、すごく美し過ぎて、素晴らしいと信じている。自分は見られないけれど、せめて子供にだけは、あの美しさを見てもらいたいと思って、いつも言っていたのだと思う。
実際、私も金閣寺を見たことがあって、すごいと思った。お父さんはその美しさを想像してそう言ったのだろう。
お父さんとは反対に、子供の方は一番美しいものだと思っていない。多分それは見たことが無いからだ。
私はお父さんはすごく金閣寺を心の中に入れていつも過ごしていると思う。すごく心の中に入るものなんだな。
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いつ金閣寺を見たの?修学旅行? |